FORM_Story of design(... Kato Takashi weblog)

HODC TOKYO シンポジウム開催します
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photo(C)SHIMIZU KEN

Hiroshima 2020 Design Charrette TOKYO EXHIBITIONに続きまして、HODCシンポジウムを開催致します。
2010年6月6日に広島市で開催した「Hiroshima 2020 Design Charrette」の参加建築家が集まってのシンポジウムです。

都市と郊外、ユビキタス化した情報都市、ハイパービレッジなど、地方都市と東京を並列化することから浮き彫りになる都市のさまざまな姿と課題が、「広島」という地方中核都市から、「都市」に拡張され、それがあたかもフーガのように大きな広がりをもって語られることになると思います。

ここで議論されるテーマは、単に広島という一地方都市の問題ではなく、東京、あるいは日本中の全ての都市の現状に根拠をもち、相互に共有可能な問題を孕んでいます。

広島という一地方都市からすべての都市へ、「都市」から「超都市」へ、そしてわれわれ人間へ。そこで建築家が示す、都市の新しいモデルとは?それらが2020年の広島を通じてぼんやりと、だがそれが一人一人の建築家の思考を経て、やがて明確に力強く、その輪郭は示されることになるであろう今回の議論に、ぜひご参加下さい。


[テーマ]
「建築家は如何に都市をデザインするか?」

[構成]
・HODC趣旨説明
・各提案者プレゼンテーション
・ディスカッション

[モデレータ]
・加藤孝司 (ライター/FORM_Story of design)
・門脇耕三 (首都大学東京助教)

[出演者]
・荒木源希 佐々木高之 佐々木珠穂 (A+Sa アラキ+ササキアーキテクツ)
・伊藤暁 (伊藤暁建築設計事務所)
・白井宏昌 (H2Rアーキテクツ)
・中村竜治 (中村竜治建築設計事務所)
・成瀬友梨 猪熊純 (成瀬猪熊建築設計事務所)
・畑友洋 (畑友洋建築設計事務所)
・藤村龍至 (藤村龍至建築設計事務所)
・小川文象 (FUTURE STUDIO)
・黒川泰孝 馬場兼伸 古澤大輔  (メジロスタジオ)
・雨宮知彦 (UNITY DESIGN)
(敬称略)

※調整中ですので、変更の可能性があります

[ゲストコメンテーター]
・町村敬志 (一橋大学教授)
・柄沢祐輔 (柄沢祐輔建築設計事務所)
(敬称略)

日時:2010年8月29日(日) 15:30〜18:00(OPEN 15:00〜)
場所:銀座スペース アルコイリス
(東京都中央区銀座4-13-11 銀座M&Sビル)
参加費:無料
定員:60名(予約制)

シンポジウム後に、同会場にて1時間程度の懇親会も予定しております。
参加費:1000円

予約受付:arakisasaki@mbe.nifty.comまで
件名を「シンポジウム参加申し込み」とし、以下のフォーマットに必要事項をご記入の上、上記メールアドレスまでお申し込みください。
 氏名:
 所属:
 メールアドレス(なるべくPCアドレスをご記入ください):
 懇親会の参加の可否:
 HODCのご希望・ご意見(ご自由にお書きください):


当日は、HODCをまとめたフリーペーパーも配布致します。

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HODC TOKYO EXHIBITION
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「Hiroshima 2020 Design Charette TOKYO EXHIBITION」
会期:開催中〜2010年8月22日(日)
時間:9:00〜19:30(最終日は15:00迄です)
入場無料
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8月6日のあたらしい価値
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8月6日にANCHORETでおこなった「8月6日に考える、HIROSHIMA とデザイン」無事終了いたしました。猛暑のなか会場にお越し頂いた皆様には出演者一同、心より感謝いたします。
当日は「HODC以後」と題して、2010年6月6日に行われたHiroshima 2020 Design Charette報告からはじまり、広島在住のシャレット参加建築家である谷尻誠さん、小川文象さん、西尾通哲さんによる「HODC以後」、そしてHODCの広島での活動をサポートしてくれた広島国際大学の谷村先生、そして広島国際大学scale代表の吉岡くんによる講評などをへて、このイベントの本題でもある、広島の「8月6日」について、会場にご来場いただいた皆さんとともに異なる立場からさまざまな議論を行いました。
折しもイベント同時刻には近くを流れる元安川ではとうろう流しも行われており、広島は戦後65年という節目の年を迎え、新しい10年代という時代にどう広島が被ったこの問題を考えていくべきなのか、さまざまな人々が思いを巡らしていたことと思う。

自分も含め、参加したすべての人が戦争を未体験であることを踏まえた今回の対話では、ともすると8月6日という事実に対して非現実感をしか想像できないという現実に向きあいながら、それぞれの参加者がリアリティと実感をもって、この日の意味に真剣に向き合っていたように思う。

2時間ほど対話をしたからといって、結論や最善の方策がひらめくとは当然思っていませんが、ここで行われた対話が、広島にとっての差し当たってのこれからの「10年」を切り開くための対話になればいいと僕は思っている。
そしてそれが2020年ヒロシマオリンピックを視野に入れた、HODCの活動と結びつき、そこでの15組の建築家と参加者による提案がより誰の目にも具体性をともなって10年後の私たちの生活をイメージすることに繋がれば、それはそれでとても意義のあることであると考える。

「1945年」の広島の夏を体験したことのない若い世代による8月6日の対話はまだ始まったばかりだ。だからこれは、今後も何かしらのかたちで継続していくことに意味がありそうだ。皆様今後とも御付き合いのほど宜しくお願いいたします。


dialogue DATE:

8月6日に考える、HIROSHIMA とデザイン
出演者:小川文象、木原一郎、谷尻誠、谷村仰仕、西尾通哲、吉岡佑樹
モデレーター:加藤孝司
日時:2010年8月6日(金)開場19:30 開演20:00~22:00
場所:ANCHORET Furniture & Objects
   土橋町2-43 光花ビル101-2
            http://www.anchoret.jp

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photo: dialogue
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Hiroshima 2020 Design Charrette 東京エキシビション開催!
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お待たせしました!
Hiroshima 2020 Design Charrette(HODC)の東京エキシビションが、14日から22日の予定で田町にある建築会館のギャラリーにて開催されます。

エキシビションは2010年6月6日に広島市で行われたデザインシャレットで、建築家の皆さんと学生諸兄の4~5名の編成による15組のチームによって提案された2020年ヒロシマオリンピックの姿と、写真家清水謙氏によって記録されたシャレット当日の模様、そして会場の熱気を伝える臨場感溢れるドキュメンタリー映像で構成される予定です。

エキシビション会場ではHODCの活動を記録したフリーペーパーも限定で配布予定です。合わせてシャレットでご提案いただいた建築家の方々をお招きしての、シンポジウムの開催も予定しています。詳細は決まり次第お知らせいたします。

HODCでは、広島という地方中核都市でのオリンピックの可能性を考えることにより、いまは希薄になってしまったようにみえる人間と都市と建築の関係、そしてそれらの来たるべき未来の可能性を模索します。
暑い最中ですが、ぜひ会場に足をお運びいただき、シャレット当日の熱気を感じていただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちし申し上げております。



「Hiroshima 2020 Design Charette TOKYO EXHIBITION」
会期:2010年8月14日(土)〜2010年8月22日(日・予定)
入場無料

※ 開館時間等詳細につきましては近々お知らせいたします。

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HODC以後。

いよいよ明後日にせまったトークイベントの詳細を発表します。
8月6日に広島の中心でデザインや建築、そして広島と平和について考えることはとても意義があることだと思います。
皆さんと一緒に、新しい8月6日の価値について考えてみたいと思います。
8月6日に広島でお会いしましょう。


8月6日に考える、HIROSHIMA とデザイン

出演者:
小川文象、木原一郎、谷尻誠、谷村仰仕、西尾通哲、吉岡佑樹
モデレーター:
加藤孝司

20時開演〜テーマ「HODC以後。

・2010年6月6日HODCレポート(加藤・木原氏)
・HODC参加建築家による自身の提案の説明、HODC参加後の考え方の変化など(小川氏、谷尻氏、西尾氏)
・広島国際大学吉岡くんによる、7月17日のThe談vol.2「HODCを通じて考える広島の未来像」イベントレポート
・6月6日以降の、2020年オリンピック招致検討委員会の動き(木原氏)

フリータイム

21時〜ディスカッションテーマ「8月6日に考える、HIROSHIMAとデザイン

・HODCが広島とオリンピックに対して問題提議したことを考える(谷村氏)
・広島にそもそもオリンピックは必要か?
・8月6日に考える、広島と平和
・デザイン/建築の立場から考える広島市中心部の現状
・HODC以後、建築家の立場から考える広島という都市について
・広島の8月6日に新しい価値をつけるために


日時:2010年8月6日(金)開場19:30 開演20:00~22:00
場所:ANCHORET Furniture & Objects
   土橋町2-43 光花ビル101-2
            http://www.anchoret.jp
TICKET:1,000-

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廣島から広島へ。「8月6日に考える、HIROSHIMAとデザイン」
ここのところ、広島の近世以降の歴史についての本や資料などを見返しています。
現在の広島を考えるとき、戦後の広島を無視することが出来ないように、戦後の広島を考えるには、戦前の広島を考え、知らなければなりません。

ちょうど8月5日から、現在の広島が「ヒロシマ」に、そして「ひろしま」、「HIROSHIMA」になる以前の「廣島」についての展覧会、「廣島から広島」が広島県立美術館で開催されます。

8月6日のトークイベントの前にこの展覧会をみて、過去の広島、そしてあの時の広島、そしてそこから繋がっている現在の広島について、建築とデザイン、そして都市をキーワードに考えてみたいと思います。

そして、Hiroshima 2020 Design Charretteが行われた6月6日以降の、広島市とオリンピックについての報告や、対話などもできればと考えています。

ぜひ皆さん、8月6日に広島の中心に集って、新しい8月6日の広島の価値を一緒に作りましょう。

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8月6日に広島の中心でイベントを開催させていただくことになりました。
あの日から65年が経とうとしています。8月6日と8月9日という日にさまざまな思いを持っている人は多いと思います。僕は東京生まれの人間ですが、2010年8月6日が、広島の人たちにとって、これまでとは違った意味で新しい価値を持つような、そんな8月6日に出来れば、と考えています。ぜひご来場ください。

「8月6日に考える、HIROSHIMAとデザイン。-挑み続ける広島建築家七人の侍-」

出演:小川文象、木原一郎、谷尻誠、谷村仰仕、西尾哲通、吉岡祐樹、加藤孝司
日時 : 8月6日[金]
場所 : ANCHORET furniture & objects ART&SPACE
時間 : 19:30開場  20:00~22:00開演
TICKET : 1枚=¥1,000- [限定40]

本川をはさみ平和記念公園からもほど近い、広島の中心地にあるファニチャー&オブジェクトのショップ「アンカレット」。ヨーロッパを中心に集められたアンティークのオブジェクトたちがセンスよく並ぶ店内奥に、今回トークをさせていただく「ART&SPACE」というマルチプルユースなスペースがあります。
イベント当日8月6日の夜には平和公園の横を流れる元安川では、平和への願いをこめた灯籠流しが行われています。「HIROSHIMA」、そして「デザイン」について、一度しかない夜にみなさんと一緒に考えたいと思っています。

■TICKET INFO■
foo : 082-224-2540 後藤まで
dialogue press : 
dialogue@brown.megaegg.ne.jp ふるもとまで
今回も、僕の盟友、広島のdialogue古本くんとその仲間たちに運営していただきます。多謝。


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