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NO NUKES CONCERT
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‎1979年3月のアメリカペンシルベニア州にあるスリーマイル島原始力発電所事故は、原発事故を扱ったアメリカ映画「チャイナシンドローム」公開の12日後に起こった、象徴的な世界発の原始力発電所での重大事故として、当時を生きた一部の人々の記憶に今も刻まれている。
その事故からさかのぼること2年前、1977年にジョン・ホール、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイットといった数名のアメリカの有名ミュージシャンらによって結成されたのが、MUSE - Musicians United for Safe Energy(安全エネルギーのためのミュージシャン連合)だ。

1979年9月、スリーマイル島原始力発電所事故が起こった半年後、MUSEの呼びかけにより、ブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリートバンド、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、カーリー・サイモン、ライ・クーダー、ジュームズ・テイラー、ドゥービーブラザーズ、ポール・サイモンら、当時アメリカを中心に世界的に活動する、多くのミュージシャンらが参加した反原発コンサートが、NYのマジソンスクエアガーデンで5日間にわたり行なわれた。
それが、その後のベネフィットコンサートのはしりのひとつといわれる「ノーニュークス」コンサートだ。

当時日本では、お茶の間でロックのPVがやっと観ることができるようになった頃で、僕も数多くの有名ミュージシャンが一堂に会するロックのコンサートとして、この「ノー・ニュークス」コンサートの映像を観た記憶がある。

写真は本日16時頃、首相官邸前で行なわれた集会で、その「ノー・ニュークス」コンサートを収めた3枚組のレコードジャケットを反原発のメッセージを込めて胸に掲げていた人。

僕は仕事があったので、デモ開始の数時間前、16時から17時の間しかいられなかったけど、初夏の陽射しを遮るもののない炎天下のもと、最初こそ50名程度の集団が、17時前には数百名の集まりになっていた。

僕が驚いたのが、この「ノー・ニュークス」のプラカードを持った人もそうだが、多くの人が自らの姿を写真に収めて、そこに掲げたメッセージとともに、多くの人に拡散して欲しいと願っていたように思えたこと。デモに参加のおのおのが各自の責任で自らのメッセージを発していた。それはもの言わず、ただその場所に集まった人々も一緒の思いだったのだろう。

「ノー・ニュークス」はMUSEが主催した30年以上前に行なわれた、反核運動のためのロックコンサートだが、安全なエネルギーを求める気持ちは今の僕らも同じだろう。そしてMUSEは30年以上経った今もほぼ同じメンバーで、今も新たな賛同者を得て活動を続けている。
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