FORM_Story of design(... Kato Takashi weblog)

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青、黄、赤


秋田道夫さんによるデザイン展、「新東京百景ー信号編が青山のNOW IDeA by UTRECHTで今日からスタートしました。僕も早速雨のなか明日のトークの下見がてらでかけてきました。ユトレヒトのオーナー江口さんもつぶってましたが、信号機って大きいのね、という印象。
決して広くはないユトレヒトの展示空間に歩行者用信号機が5台、すべてリアルに点滅しています。個人的に一番気に入ったのが上の写真の歩行者用信号機。楽しいですね。こんな信号、いままであったのかな?とにかく楽しいです。明日、秋田さんに聞いてみよう。

ということで、明日本展のオープニング記念イベントとして、19時より1時間、秋田さんとトークをします。前回のトークが「この10年」でしたから、今回はさしずめ「これからの10年」。
秋田さんのデザインの話から始まって、公共デザインについて、そして信号、建築へ、話は広がっていくことになると思います。今回はスペシャルゲストをお迎えします。建築家の谷尻誠さんです。谷尻さんは先日のDESIGNTIDE2009では昨年に引き続き、空間のデザインを担当しました。タイド後、初の公の場でのトークになるので、そこらへんの印象も聞いてみようと思っています。


場所:NOW IDeA by UTRECHT (青山)

OPENING PARTY & TALK  11.18 wed 19:00~20:00でやります。ぜひお越しください。

信号についてのmonologe:(おまけ)

小さな頃から僕は街のデザインなんとかしてくれよ、と思っていました。例えば町中に電線が張り巡らされた風景や、無秩序に建物が建てられた雑多な風景なんかに。憧れの外国の都市の風景なんかを写真でみると、意外にすっきりしているのは街中に電線がないから。電線がないだけで街の風景はすっきりして見える。
でも最近自分の地元である浅草は都内有数の観光地だからか、景観にうるさくなつてきていて、なんか通りが見通しがいいなあと思ったら電線が地中化されていたり、建物の外観が良き"下町"風に整えられている。そうするとなんだか街の風景がへんに納まりが良くなりすぎて逆に不自然な感じがしてくる。
東京というか、日本"らしい"風景は意外にも、街中に張り巡らされた電線や、ぼこぼこした不均一な建物の連なりでできている、そんな混沌とした街の風景の方が今では逆に我が国日本らしくて自然に見えてくるようになる。
公共のデザインって、意外にもそこに住んでいる人にはあまり、理解されていない。
公共、といってもさまざまで、例えば街中にたってぐるっと見渡すだけで、信号を始め、ガードレールや公衆トイレ、ベンチなどなど、いろいろな物がある。
あるいは建築も、僕らにとっては公共のデザインに違いがない。
そこでスリムな信号機ですが、僕はそのこれまでとは一風変わった信号機をはじめて街で見たとき、ちいさな違和感として気づいたんですね。なんか違うと。
でもそれは嫌な違和感ではなく、きれいだな、と正直に思った。これまでの街の信号には、その上に鳩がとまって信号全体がフンだらけのものもあったし、フン害を防ぐために有刺鉄線がぐるぐる巻きにされた信号もあった。新しい信号機なら、スリムで、その上に鳩もとまることができないなとか思ったり。
赤、黄、青。青、黄、赤。信号は僕らの身近にある。そんな身近で毎日必ずみている信号について、明日は少しみんなで考えてみたいと思っています。
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