
先週トークをさせていただいたプロダクトデザイナー秋田道夫さんの「この10年」展は、明日8日(日曜日)までの開催になります。
秋田さんのデザインをまとめて見たのは僕もこの時が初めてだったのですが、タイトなスケジュールのなかで練られた企画であっても、当然それを感じさせることのない、デザイナーがものを考える際の、ディテールのようなものが透けて見える好企画になっていると思いました。
いわゆる直感的な展示方法も、つくれらたものの輪郭をくっきりと際立たせているよにみえた。
『「デザイン」は物に宿る精神のようなもので、それは見る者の体調や気分によって変化したり、ゆがんだりするような、やわなものであってはならない。それは過去と現在をつなぎ、その先に未来を連想させるようなものであって欲しい。』
この10年展で、僕がこの展示におけるシンボルのように感じたのは、上の写真に写っている信号機の付属品であるボックスの置かれた姿である。その展示から僕は、デザインとは物に寄り添うようにある「事象」に対し、目にみえて、分かりやすい「しるし」をつけていく作業なのだと思った。
『デザインとは孤高な作業だが、そこには優れたジャーナリズムのような時代の裏側にあるものを見つめる視点がなければならない。』
プロダクトデザイナー秋田道夫 「この10年」展
場所:天童木工PLY併設展示室
〜11月8日(日)
※トークイベントにお越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました。18日のイベントも楽しみにしていてください。
11月18日(水)19:00〜 NOW IDeA by UTRECHT
秋田道夫x谷尻誠x加藤孝司トークセッション(予定)
詳細は追ってご連絡させてください。