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アダム・シルヴァーマンのスカルプチャー


西海岸の陶芸家アダム・シルヴァーマンの陶器による個展、Adam Silverman "Nature Morte"が9月26日から10月18日まで、代官山のギャラリーTKG代官山で開催中だ。



アダム・シルヴァーマンは'90年代のスケーターカルチャーを牽引したカリフォルニアの陶芸家。2003年に自身の陶芸工房アットワートポッタリーを設立。日本の民藝などにも影響を受けつつ,カリフォルニアらしい抜けの感のある軽い陶器から、解けた溶岩やクレーターのような表情を持つ陶器、近年ではアートオブジェのようなスカルプチャー作品まで幅広く手がけている。

今回TKG代官山で発表された作品は、短い立ち話のなかで語ってくれたアダムの言葉を借りれば「ニューフロンティア」とのこと。今までのアダム作品に共通する釉薬を使いながらも、機能のない純粋なオブジェにこだわり、作品の質と強度、そして作家性を際立たせたアート作品になっている。陶器を焼いたブックケースのような四角い木製のフレームに無造作に納めたり、ある作品では固まった溶岩の固まりのようなオブジェを、四角い箱のなかでワイヤーで宙からつるしてみたりしている。

今回は妻でアーティストのルイーズも27日より駒場のギャラリー、NO.12 GALLERYで絵画作品の個展「YOKO IN GENEVA」を開催。イームズの時代からストリートカルチャーまで連綿と受け継がれてきたアメリカ西海岸のアートカルチャーの今を、肌をもって体感できる実り大き秋のスタートだ。



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