FORM_Story of design(... Kato Takashi weblog)

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ヘラ・ヨンゲリウスの日本に於ける初の個展は、ヴィトラ社から既に発表されているホーム・コレクション、ポルダー=干拓地と名付けられた巨大なソファの新色の展示、そして2007年に発売が予定されているハンドルの付いたクッションThe Handles、そしてシングル・ソファのThe Workerのお披露目を兼ねて開催された。
ヴィトラ社からは先のポルダー・ソファ、コンピュータ制御されたシステムによる凝った刺繍が施されているクッション・スツール・ボヴィスト、MOMAにも収蔵されているアメリカのマハラム社とのコラボレート作品であるテキスタイルを使用したクッションが既に発売済だ。

今回の展示はその他にも日本初披露となるヘラのアトリエ、ヨンゲリウス・ラブのアート・ピース作品も多数出品され、マニアにも見応えのある展示になっていた。
中でもヨンゲリウス・ラブのアトリエでスタッフが一点一点ハンドメイドで製作するニードル・パンチのタペストリーは、海外でも展示される機会は稀で、今回これだけの数が一同に会することはここが遠い東の国、日本である事を考えてみれば奇跡に近い事だ。それはひとえに今回のエキシヴィションを主催しているヴィトラ社そしてインター・オフィス=hhstyleの蜜月に満ちた関係性によるところが大きい。
日本でのヘラ・ヨンゲリウスの商品展開に関してはヘラ側からの希望、ヴィトラ社から発表されているホーム・コレクションを含めての総括的な展開が望ましいという意向を尊重しての事であると聞く。

今回の展示で特筆すべきは日本で製作されたヨンゲリウス・ラブによる什器とタペストリーだろう。生の木肌の美しいボックス部分と着色された脚部を持つカップ・ボードは、今年春にNYのmossギャラリーで開催されたヘラ・ヨンゲリウスの個展Layersの為に制作されたThe Workerソファの派生型Backpackerとカップ・ボード、そして同じく今年の5月から8月までオランダの高級住宅地区LarenにあるSingerLarenミュージアムで開催されていた、Singer Laren LIVE!での骨董家具とオランダ風景画を使ったインスタレーション、Haagse schoolの為に作製された什器に由来するヨンゲリウス・ラブの新基軸である。
ハンド・メイドのタペストリーはオーダー・メイドにて購入可能だが、今回のhhstyleに於ける展示の為に特別に制作されたものも多い。ヨンゲリウス・ラブによるカップ・ボードとのバランスが実に美しい手工芸品的要素の濃いまさに芸術作品である。

エキシヴィションは終了してしまったが、今回の展示がヘラ・ヨンゲリウスの日本での認知度を高め、デザイン・マニアに留まらず広く一般層にまで浸透する事を願いたい。
個人的にはヘラ・ヨンゲリウス自身の手応えがどの程度であったのか直接本人に伺ってみたいところである。

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