活動開始から3年目、パピエラボの初の著作、「紙と活版印刷とデザインのこと」発売になりました。
僕の身の回りにはパピエラボのプロダクトがたくさんある。
どれもがしっかりと使い込まれた紙の束だ。
2007.06.04 Monday 00:01 | posted by Takashi Katoの記事より。
千駄ヶ谷の裏道に紙をめぐる小さなお店がオープンした。
白いカウンターと白い棚の設けられたこのショップはパピエ・ラボといい、紙好きの若手クリエーター3人が中心となって運営されている。
紙の質感が冴えた古い書籍や、ここでのみ展開されるオリジナルのポストカード。今はあまり使われなくなった原稿用紙など、ここではそれらが生き生きと展示され人の手に渡るときを待っている。
紙というものは不思議なものだ。
書くことはもちろん、巻いたり折ったりたたんだり、そこに刻まれるしわや傷が、そこに記される文字以上に意味を持ったりする。
先日行われたオープニングパーティでは、都内のすでに廃業してしまった活版印刷工場から譲り受けたという小型の活版印刷機による印刷のデモンストレーションも行われていた。
このようにこの場所と人を起点に印刷の、とくに活版印刷における新しい試みが始動した。
まずそれらに対する深い興味があり、憧憬ともいえる感情と、それらにまつわる知識とを持つかれらには、それらを展開していくにはあまりある愛情があふれているように見えた。
だからこそ人と人との繋がりのなかで築いていく、印刷をめぐる新しい事柄における展開が期待できて頼もしささえ感じられる。
今後パピエ・ラボでは紙を通してさまざまな実験的活動をしていくという。
それは紙が生まれた長い歴史の果ての21世紀なりの新しい解釈にもとづく、紙との関わりの新しい道を開示することになるのだろうか
白いカウンターと白い棚の設けられたこのショップはパピエ・ラボといい、紙好きの若手クリエーター3人が中心となって運営されている。
紙の質感が冴えた古い書籍や、ここでのみ展開されるオリジナルのポストカード。今はあまり使われなくなった原稿用紙など、ここではそれらが生き生きと展示され人の手に渡るときを待っている。
紙というものは不思議なものだ。
書くことはもちろん、巻いたり折ったりたたんだり、そこに刻まれるしわや傷が、そこに記される文字以上に意味を持ったりする。
先日行われたオープニングパーティでは、都内のすでに廃業してしまった活版印刷工場から譲り受けたという小型の活版印刷機による印刷のデモンストレーションも行われていた。
このようにこの場所と人を起点に印刷の、とくに活版印刷における新しい試みが始動した。
まずそれらに対する深い興味があり、憧憬ともいえる感情と、それらにまつわる知識とを持つかれらには、それらを展開していくにはあまりある愛情があふれているように見えた。
だからこそ人と人との繋がりのなかで築いていく、印刷をめぐる新しい事柄における展開が期待できて頼もしささえ感じられる。
今後パピエ・ラボでは紙を通してさまざまな実験的活動をしていくという。
それは紙が生まれた長い歴史の果ての21世紀なりの新しい解釈にもとづく、紙との関わりの新しい道を開示することになるのだろうか