FORM_Story of design(... Kato Takashi weblog)

New Documentary

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「ゆたにたゆたに」


茅場町の森岡書店で、二人寫眞展「ゆたにたゆたに」高柳武史/田中文が開催中(2月13日土曜日まで)。
真四角のフォーマットで切り取られた風景は、写真という、視る者と撮る者を繋ぐ触媒を通じて、新しい世界を切り開く。
それをみる愉しみ。

森岡書店 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 / 305号
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祭り


浅草の早田カメラにて。この光景は今の僕にとって「祭り」以外の何ものでもありません。
先日ここで一台フィルムのカメラを買いました。
ライカは昔から憧れのカメラでしたが、いずれもっと歳をとったら、と思っていたのですが、一度手にしたら終わりですね。
翌週にはお店に買いに走っていました。
その昔、よくebayでバルナック型のライカをよく物色したのですが、いまの気分はM型ライカ。そしてM型ライカといえば、フランスのエルスケンにカルティ=エブレッソン。そしてロバート・フランクにゲイリー・ウィノグランド、リー・フリードランナー。最近では若木信吾さんがライカMで内田裕也さんを撮影しています。
ライカもドイツデザインと考えれば今の僕がライカにハマっている理由もその文脈で考えることができる。デザイン好きはライカ、これって意外に真理です。
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TOTAL Exhibition Book


※ ELMO LEWIS x JARDINS des FLEURS x TARO NASU


4月にELMO LEWIS GALLERY で開催された『TOTAL』展の作品集が届いた。
ミッドセンチュリーのインテリアでたびたび目にする鉢植え、Architectural Pottery をJARDINS des FLEURSの東信氏が植物で飾り、佐々木憲介氏のペインティングが壁面を彩る、という展示会。

僕は未見だったが、改めて作品集という形で見てみると、そのストイックな空間とクールな鉢植え、そしてミッドセンチュリーをファニチャーの競演は、今の時代にこそあり得ていて、純粋に美しいと思えた。

時間の中でこそ創られる展示という限られた空間と、そこにだけ生まれる空気のようなその場所にだけ固有のものは、逆説的に時を経てこそ確かな存在感を増す。

展示会が終わり、こうやって写真家の目線と、スタイリストの感性、そしてデザイナーのセンスで一冊の本になったものを見てみると、当然ながら、一連のクリエイティヴはただ一人の思いだけで完結するものではなく、こうして数々の才能によって成立するものなのだと改めて思う。



Phtographer  Yasuyuki Takaki
Styling          Akiko Saito
Design          Naoto Kishi
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Journal [FORM_Story of design ]


写真と短い言葉によるサイト、Journal [FORM_Story of design ] を始めました。


言葉では伝えきれないものがあるとしたら。いますぐには言葉に置き換えたくないことがあるとしたら。
みなさんはそれをどのように表現するでしょうか?

古くて新しい写真とカメラというメディアをつかって、言葉に近い視覚による表現を、
僕なりのやりかたで模索したいと思います。



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たのしい写真 よい子のための写真教室


『たのしい写真 よい子のための写真教室』ホンマタカシ

読んで見てたのしいホンマタカシ氏による写真の入門書が届いた。ホンマ氏は僕の好きな写真家の一人。なんともいい感じの表紙のデザインはアートディレクターの服部一成氏と山下ともこ氏。一昔前のカメラ新書のようなちょい懐かしい雰囲気の装丁と、本文に使用されているフォントがグッド。デザインにより本を手に取り開いてみたい、読んでみたい、所有してみたいと思わせる好例だろう。
ホンマ氏のこれまでの作品を含め、図版も豊富でヴィジュアルブックとして見てもたのしい。Casa BRUTUSや美術手帖、スタジオボイスなどでの連載記事をまとめたものだそうだが、加筆されているところも多く、ホンマタカシ版写真入門書としての読み応えは充分にある。
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光と影



光と影 新装版

エンボス加工の表紙もカッコいいです。
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Tokyo 21pm
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細江英公 .ミスペテン
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ジャーナリストの石川仁志氏がキュレーターを務める、写真家細江英公氏の小品展覧会。
下着デザイナー鴨居羊子氏が制作した手製人形を題材に、若き細江英公が青森、晴海などを舞台にモノクロームで撮影した1966年の作品。
演出家唐十郎の世界観に通じる劇的空間を演出する細江英公の写真は、モノクロームの写真表現もあいまって、表情の変化のない人形をあつかっていながら、幻想的でときにコミカル、そしてエロティックな世界をうつしだしている。
夢でありうつつ、そしてまぼろし。カメラは物質ととまった時をうつしだす、夢の装置だ。

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細江英公氏が人形写真を撮影するようになった背景にはこんな逸話がある。ある日、鴨居羊子が細江氏のもとをおとずれ、バッグ一杯の手製人形を差し出したという。どうぞお好きなように。
そこには芸術家同士の強いシンパシーがあったのだろう。
今回の展覧会にも出品されているのだが、細江英公が撮影した鴨居のポートレート写真には、1950年代にすでに髪を金色に染めたエキセントリックな女性の、コケティッシュで神秘的な一面が映し出されている。



なお同展覧会には、細江英公氏の写真作品集や貴重な資料等も展示販売されていて、それを手に取り見るだけでも細江ファン、そして写真愛好家には大いに刺激になるに違いない。


細江英公写真展<ミス・ペテン>

森岡書店
2008.6.2(月)- 6.28(土)
13:00-20:00
日曜定休日


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